自分を追い込むために!2011/04/21 04:29

GWのコミティア新刊は、「虫喰いの姫 第四幕」です。1部200円ナリ。
まだ続いていたのかと思われる方もいらっしゃると思いますが、完結篇です。
完結するまで何年かかってんだと思われる方もいらっしゃると思いますが、返す言葉もございません!
お付き合い頂いている方には感謝感激雨あられです!
ともかく完結です! いやっほう!
投げっぱなしのジャーマン三連続の末にとうとう完結だよ!
創作同人やってて十何年にもなるけどこれまでで一番ハードだったよ!
スタートした時はこんなに長丁場になるなんて思いもしなかったよ!
ページ数のわりにサイコさんよりもどんな商業原稿よりもキツかったよ!

それでは第四幕のあらすじです!

――言語修正主義者と活字中毒者の対立から十数年が過ぎ、世界は核の炎に包まれた!
一切の動植物は死に絶えたかに見えたが、それでもしぶとく生き残ったのは人類と昆虫類だった。
人間たちの主食は昆虫となり、数少ない食料を奪い合う凄惨な世界が到来する。
そんな中、混迷の世界を統一するべくひとつの勢力「世界統一機構」が台頭する。
それはかつての言語修正主義者の集団だった。彼らは強大な力によって各地の勢力を次々と併合していき、巨大な「帝国」として世界に君臨しようとしていた。
言語修正主義者による帝国の真の目的は世界の実行支配だけでなく、言語の統一にもあった。
それこそが彼らが掲げた錦の御旗、キリシマ・姫子による「文字消失現象」の直後から密かに活動していた言語修正主義者たちの野望だった。
帝国に恭順を受け入れた者には統一言語によって支配し、それを拒む者には容赦のない弾圧が行なわれていた。
異言語使用者たちによる抵抗活動は続いていたが、帝国の圧倒的戦力の前に彼らは無力だった。
帝国による掃討戦で全てが終わるかに見えたその時、たった一人の少女が大軍勢の前に立ちはだかる。
それは人々と言語の真の自由のために、帝国に敢然と叛旗を翻した苛烈なる戦女神。
無数の異言語に精通し、レジスタンスをまとめあげ、帝国の支配地に次々と風穴をブチ開けていく彼女を、人は「虫喰いの姫」と呼んだ――


察しのついている方もいると思いますが、もちろん恒例の嘘あらすじです!
ですが本編も嘘あらすじに負けず明後日の方向にかっ飛んだ展開ではあります!
さあ後は書き上げるだけだ!
だってまだ原稿終わってないもん(泣)!